新着情報

2023年6月
6月9日、理事会が開催され令和4年度事業報告及び決算報告の承認がなされました。また、6月27日には評議員会が開催され事業報告等の承認がされるとともに、新たな評議員体制の選任が行われました。 理事会の様子 評議員会の様子
2023年3月
3月23日、理事会が開催され新年度の事業計画及び収支予算が承認されました。
 理事会の様子
2022年11月
財団情報環境研究所の大橋力所長と河合徳枝副所長(特任上級研究員)らの研究チームの成果が、オンラインオープンアクセスの学術雑誌でネイチャー・リサーチ社によって刊行されている 『Scientific Reports』誌に「Positive effect of inaudible high-frequency components of sounds on glucose tolerance: a quasi-experimental crossover study」のタイトルで2022年11月2日付で掲載されました。
((掲載内容以下ご参照))
https://doi.org/10.1038/s41598-022-23336-0
2022年7月
7月25日、臨時理事会が開催され、会長に住川雅晴理事が選定されました。
 理事会の様子
2022年7月
7月25日、評議員会が開催されまた。理事の任期満了に伴う改選があり新たな理事体制が選任されました。また、長年会長を務めた大竹美喜会長が任期満了により退任となりました。
評議員会の様子
2022年7月
7月6日、理事会が開催され令和3年度の事業報告が承認されました。

理事会の様子
2022年9月
時間生物学研究所(所長;石田直理雄)が中心となった研究成果が、「Novel hypnotics of Japanese traditional herbal medicines to caffeine-induced insomnia in Drosophila by using Newly-developed automated sleep and rhythm analysis system (AutoCircaS)」のタイトルでGENE誌に掲載されました。https://doi.org/10.1016/j.gene.2022.146852
2021年12月
時間生物学研究所の、川崎陽久(はるひさ)専任研究員と石田直理雄(のりお)所長らの研究チームの成果が、「Effectsof an electric field on sleep quality and life span mediated byultraviolet (UV)-A/blue light photoreceptor CRYPTOCHROME inDrosophila」のタイトルで2021年10月15日Scientific Reports誌に掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s41598-021-99753-4
2020年12月
財団時間生物学研究所の研究成果が、BioRxivへ発表されました。
doi:https://doi.org/10.1101/2020.12.06.408997
植物由来サフランとその成分クロセチンがパーキンソン病モデル動物の病態を改善したことを世界に先駆け示したものです。
2020年11月
11月25日、財団の臨時理事会が開催されました。理事の任期満了に伴う改選を受けての会長、専務理事の選定が行われました。
臨時理事会の様子
2020年10月
財団情報環境研究所長の大橋力博士(山城祥二の別名でも活躍)が、第23回文化庁メディア芸術祭功労賞を受賞され、9月に授賞式が行われました。
受賞者トークや作品展示風景がこちらに掲載されておりますhttps://www.online.j-mediaarts.jp/awards/yamashiro-shoji/
2020年10月
財団時間生物学研究所の川崎陽久博士、石田直理雄所長の研究成果が、米国コールド・スプリング・ハーバー研究所が運営するBioRxivへ発表されました。doi:https://doi.org/10.1101/2020.09.23.310862
また、その内容の一部が「昆虫と自然 2020年11月号(ニューサイエンス社)」に総説として掲載されています。
2020年8月
8月11日、評議員会が開催されました。今回は理事の任期満了に伴う改選期にあたり、新たな理事体制が選任されました。理事一覧はこちら
2020年7月
7月27日、理事会が開催され昨年度の事業報告が承認されました。今年度は新型コロナウイルスの影響により開催日時が例年とは異なりましたが、感染防止対策を徹底したうえで活発な議論がなされました。
2020年4月
赤池敏宏・財団再生医工学バイオマテリアル研究所長が、細胞認識・機能制御性バイオマテリアルの設計・開発と再生医療・医工学への応用で長年の実績が称えられ、2020年度日本再生医療学会功績賞を受賞されました。https://www.jsrm.jp/awards/
2020年3月
財団主席研究員の石田直理雄博士によって、ラッセル・G・フォスター/レオン・クライツマン氏の著書「Circadian Rhythms : A Very Short Introduction」が「体内時計のミステリー」と題して訳出され、大修館書店から刊行されました。https://www.taishukan.co.jp/book/b498176.html
2020年3月
財団主席研究員の大橋力博士が第23回文化庁メディア芸術祭功労賞を受賞されました(受賞者名としては同博士の別名である山城祥二です)。https://d1fwgdbfuvd4ew.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/03/23jmaf_Award_Winning_Works.pdf
2020年2月
新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて、内閣府の通知に基づき、研究会等の開催にあたって研究者には特段の協力をお願いしています。 https://www.koeki-info.go.jp/administration/pdf/coronavirus_ibento_kangaekata.pdf
2020年1月
財団情報環境研究所長の大橋力博士がスクスマ・バリ・アワード2019(Suksuma Bali Award 2019、インドネシア・バリ州)を受賞しました。同賞は豊かな自然と伝統文化で世界を魅了するバリ島の発展に、各分野で貢献してきた方々に授賞される賞で、大橋博士は国際部門においてガムラン音楽のハイパーソニックに関する脳科学的研究の実績が高く評価されました。
2019年12月
【年末年始休業のお知らせ】
12月30日(月)から1月3日(金)まで財団事務局は休業とさせていただきます。1月6日(月)から平常通りとなります。ご理解の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
2019年11月
11月1日、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の規定に基づき、運営組織及び事業活動の状況に関する内閣府の立入検査を受けました。終日行われた検査は滞りなく終えたところです。
2019年9月
財団の東京事務所が開設されます。場所は筑波大学東京キャンパス文京校舎内(東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅「出口1」徒歩5分程度)となります。
2019年8月
【夏季休業のお知らせ】8月13日(火)から16日(金)まで財団事務局は夏季休業とさせていただきます。8月19日(月)から平常通りとなります。ご理解の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
2019年7月
7月26日当年度第2回臨時理事会が開かれ、4月から7月までとした暫定予算を組み込んだ令和元年度本予算(事業計画、収支予算)が決議されました。
臨時理事会の模様

(写真は臨時理事会の模様)

2019年5月
財団理事で平成のはじめには財団兼任研究員を務められた北島政樹先生が5月21日、心不全によりご逝去されました。日本を代表する名外科医として知られた先生は、財団の研究事業にも熱心に指導に当たってこられました。役職員一同、北島理事のご遺徳を偲び心からご冥福をお祈り申し上げます。
2019年4月
4月12日、臨時理事会が開かれました。理事会を補佐する機関として「運営協議会」の設置が決定され、財団・大竹会長が運営協議会会長に就任しました。
2019年3月
3月末、平成31年度暫定事業計画・収支予算が成立しました。この期間中(4月-7月)に通期の事業計画・収支予算が策定されます。
2018年10月
このたびノーベル賞を受賞された本庶佑先生の門下生で、財団主席研究員の石田直理雄氏からのお祝いコメントと思い出の写真を次に掲載いたします。

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本庶佑先生の2018年ノーベル生理・医学賞お祝い申し上げます。本庶先生の研究室で分子生物学を学ばせていただいた者として大変誇りに思います。

石田直理雄(国際科学振興財団時間生物学研究所長兼主席研究員)


本庶佑先生との写真

写真中央:本庶佑先生、左:石田直理雄主席研究員

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2018年9月
科学技術の貢献による持続可能な社会の成立を目指し、多くの国・地域から研究者、オピニオンリーダーリーダーなどが集う「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」総会が、10月7日から開かれることになり、当財団からも参加します(国立京都国際会館)。科学技術分野における共通価値観の形成の試みが、人類の未来を開く拠り所となることが期待されます。
2018年6月
昨年のノーベル医学・生理学賞は、時計遺伝子発現のフィードバックループが体内時計の正体だと突き止めた3氏に贈られました。このたびその研究に貢献されたポール・ハーディン博士が来日し、「連動したフィードバックループ:概日行動を制御する転写回路」と題して財団でセミナーを行います。皆様のご参加をお待ちしております。
開催要領は、こちら(pdf)

WiKiによる講師紹介:
https://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Hardin_(chronobiologist)

2018年5月
国立精神・神経医療研究センターと当財団による共同研究グループは、マウスに自然環境音を聴かせて飼育することで、平均寿命が最大17パーセント伸びることを世界で初めて発見しました。人間の可聴領域を超えた音が健康に与える「ハイパーソニック・エフェクト」を世界で最初に発見した大橋力主席研究員チームらの共同論文は、Nature誌の姉妹誌Scientific Reports誌オンライン版に公開されます。本成果の公表の概要は次の通りです。成果の公表の概要
2018年3月
3月15日(木)財団理事会が開催され、新年度の事業計画が承認されるとともに活発な議論がなされました。
2018年1月
1月4日発行の『セル・ステムセル(Cell Stem Cell)』誌に、再生医工学の赤池敏宏主席研究員らによる共同研究論文が掲載されました。「放射状グリアは新生児脳障害後のニューロン移動と神経学的機能回復を促進する」(Radial Glial Fibers Promote Neuronal Migration and Functional Recovery after Neonatal Brain Injury)と題した論文では、マウスを用いて世界で初めてとなる新生児期のみ存在する脳障害後の神経再生メカニズムの発見や、放射状グリアを模倣した人工足場を作成し、これを傷害脳に移植することによって、新生児だけでなく成体期のマウスにおいても傷害部分へのニューロンの移動が促進され、歩行機能の回復に成功したことなどの画期的な成果が紹介されています。
ご参考URL:http://www.cell.com/cell-stem-cell/issue?pii=S1934-5909(17)X0008-8
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2017年12月
大橋力主席研究員の研究が日本経済新聞で12月4日から8日にかけて5回にわたり紹介されました(夕刊「人間発見」)。「音」で現代文明を問う--との通しタイトルで、ハイパーソニック・エフェクトの発見に至るまでのいきさつや、「この世界には機械では置き換えられない別の情報領域がある」とこれからの科学技術文明に向けた大橋博士の視点が紹介されています。
2017年11月
11月3日、平成29年秋の叙勲が発表されました。財団からは團宏明理事、西村暹特任主席研究委員が瑞宝重光章を受章されました。また、2000年開始のイネ遺伝子解読プロジェクトでご指導いただいた松原謙一先生(分子生物学)が文化勲章を受章されました。関係者一同心よりお祝いを申し上げます。
2017年9月
大橋力主席研究員が世界に先駆けて発見し、以来30年、当財団をベースに進めてきた「ハイパーソニック・エフェクト」研究の集大成が、9月22日、研究テーマそのものをタイトルとして岩波書店から刊行されました。基幹脳部位を劇的に活性化する特定の超高周波によって、脳と心と身体の働きが高められる現象が、500頁余にわたって学術、実践の両面から解明されています。博士の記念碑的著作をぜひご一読ください。
ハイパーソニック・エフェクト
2017年7月
公益目的事業の変更に伴う公益認定について、7月13日付けで内閣府より承認されました。「社会科学、物質科学、情報科学、生命科学及び環境科学に関する研究開発並びに学術会議等の主催・共催事業」が財団の公益目的事業となります。
2017年6月
6月8日に財団理事会、27日に評議員会が開催され、昨年度の事業報告が承認されるとともに、活発な議論がなされました。理事会
評議員会
2017年5月
more
2016年12月
12月20日に理事、監事、評議員の合同会議が開催されました。
公益研究財団として手がける研究開発テーマなどについて、今年度からご就任いただいた新たな理事の方とともに、活発な議論がなされました。
合同会議
2016年7月
主席研究員の赤阪健氏が平成28年度(第3回)基礎有機化学会賞を受賞しました。基礎有機化学会賞は、基礎有機化学会から基礎有機化学の発展に寄与したと認められる研究者に贈られるものです。なお、第27回基礎有機化学討論会場(広島国際会議場)にて9月2日に授賞式、9月3日に受賞講演が行われる予定です。
詳しくはこちらhttp://home.hiroshima-u.ac.jp/poc27/
2016年6月
これまで40年近く細胞認識性バイオマテリアルの設計と応用の研究テーマに取り組んできた赤池敏宏主席研究員(財団再生医工学バイオマテリアル研究所長)が、7月20日、(公社)新化学技術推進協会主催のイベントにおいて講演します。研究所副所長の後藤光昭主幹研究員も赤池主席研究員に続いて講演しますので、再生医療/組織工学/DDSなどの分野にご関心のある方は是非ご参加ください。
(参加については次のURLをご確認ください)
https://www.jaci.or.jp/event/event_apply.php?event_id=659
2016年5月
梶谷誠特任主席研究員が主宰するスーパー連携大学院の事業関係者と当財団との意見交換会が、5月26日、都内で開かれました。当日は財団大竹会長を囲んで、同大学院の幹事役を務める電気通信大学・福田学長はじめ、本事業に期待を寄せる企業の代表者の方々が、わが国産業の技術中枢部門を担う高度人材の育成のあり方について活発な意見交換を行いました。
意見交換会
2016年4月
石田直理雄主席研究員が主宰する時間生物学研究所が4月からスタートしました。生物が持っている周期的リズムは一般的に体内時計などと言われてきましたが、近年、そのリズムと健康の関係が大きく注目を集めています。研究所ではそのような効果を生む分子機構を関連遺伝子の発現変化をもとに研究を進めていく方針です。
2016年3月
大橋力主席研究員が発見し、世界的な注目を集める「ハイパーソニック・エフェクト」が、3月25日オープン(第1期)したJR新宿駅南口の商業施設「NEWoMan(ニュウマン)」(株式会社ルミネ運営)に導入されました。エントランスなどのオープンスペースに、健康などの脳機能を高めるハイパーソニック・エフェクトが大橋氏の音響設計・音楽設計によって展開されています。
詳しくはこちら http://www.lumine.ne.jp/newsrelease/pdf/release_160311.pdf
2016年2月
2月20日(日本時間)、村上和雄主席研究員がシアトルに拠点をおくラジオ放送に約1時間にわたり生出演をされました。米国・カナダなどに4~500万人のリスナーがいる人気番組で、世界60か国を超える地域にもリスナーがいるとのことです。村上主席研究員が進める遺伝子の研究が世界的な注目をあつめています。
2016年1月
財団の後援により「細胞認識性バイオマテリアルと生体適合性バイオマテリアル-界面の水の構造の役割-」の学術シンポジウムが、2月12日、東京工業大学田町キャンパスで開催されます。詳しくはこちらをご覧ください(PDF)。
2015年12月
ハイパーソニック研究で世界を牽引する大橋力主席研究員が、12月4日、ハイレゾリューション部門で第22回日本プロ音楽録音賞審査員特別賞を受賞されました。 この賞は、音楽文化と産業の発展の一翼を担う録音エンジニアが制作し応募した音楽録音作品について、エンジニアが有する音楽に対する感性、技術力等を評価することにより、受賞対象優秀作品および最優秀作品並びにベストパフォーマー賞、新人賞を選定し、これに携わり制作を担ったエンジニアおよびベストパフォーマーのアーティストを顕彰することでエンジニアの技術の向上と次世代エンジニアの発掘を図ることを目的としています。
こちらをご覧ください(PDF)。
2015年11月
財団学術審査検討委員、事業検討委員の西村暹先生(財団元理事)が栄えある平成27年度文化功労者に選ばれました。文化功労者は、文化の向上発達に関し特に功績顕著な方を顕彰する制度です。西村先生は、tRNAの修飾、DNA損傷の分子機構などに関する生化学・分子生物学的研究での永年にわたるご功績が讃えられました。財団役職員一同、心からお祝い申し上げます。
2015年10月
河合徳枝研究主幹が、環境省の事業「平成27年度国立公園等の自然環境における新たな魅力発掘調査検討業務」を開始しました。この業務は昨年度実施した「平成26年度国立公園等の自然環境における新たな魅力発掘調査業務」によって国立公園内での自然環境音にその存在が確認された 、大橋力主席研究員が発見した人間の心身にポジティヴな影響を及ぼすハイパーソニック・サウンドについて、保護された自然環境だけでなく、里山や都市内緑地等におけるハイパーソニック・サウンドの存在と分布について推測可能性を検討することによって、国立公園等における新たな魅力を発掘しその活用の推進方策を具体化する上で有益な情報を得るために行うものです。
2015年9月
当財団が研究トレーニングのために受け入れたトルクメニスタン若手研究者12人は、下村博文・文部科学大臣への表敬に続き、次の方々に表敬訪問を行い懇談の機会をいただきました(日付順)。
・9月1日 日本トルクメニスタン友好議員連盟事務局長・松下新平(参議院議員)様、グルバンマメット・エリャゾフ駐日トルクメニスタン特命全権大使、外務省欧州局中央アジア・コーカサス室長・七澤淳様
・9月2日 日本トルクメニスタン友好議員連盟会長・小坂憲次(参議院議員)様、文部科学事務次官・土屋定之様
皆様からは研修生に対してねぎらいの言葉とともに、今回をきっかけとした両国間の研究開発、科学技術、産業技術等の分野での充実した交流への期待や、帰国してからの研修成果発揮への期待が述べられました。研修生は9月3日、全員元気に帰国しました。
2015年8月
去る6月、トルクメニスタンから来日した若手研究者12名の3か月間にわたる国内研修が、8月31日、所期の目的を果たして無事終了いたしました。終了日には、財団大竹会長とともに全員そろって下村文部科学大臣を表敬訪問しました。これをきっかけに、両国間の科学技術交流を中心とした友好関係のいっそうの前進が期待されます。
表敬訪問
2015年6月
トルクメニスタン国から若手研究者13名が来日し、3ヶ月に渡る日本での研修活動がスタートしました。研修は同国の教育研究開発の将来を日本のノウハウを基に担うべく、トルクメニスタン科学アカデミーからの要請により、当財団が引き受けている研究トレーニングです。6月は講義を中心とした基礎研修を行い、7月から専門分野ごとのラボで経験を積んでいきます。研修活動の一端を、こちらのページからご覧ください。
2015年5月
宮崎修一主席研究員が第56回本多記念賞を受賞しました。この賞は、理工学特に金属及びその周辺材料に関連する研究を行い、科学文化の進展に卓抜な貢献をした者一人に毎年贈呈されます。贈呈式は、平成27年5月29日(金)に学士会館で行われ、「チタン系形状記憶合金の研究と開発」と題する受賞記念講演を行う予定です。http://sma.ims.tsukuba.ac.jp/html/achievement_3.html
2015年3月
大橋力主席研究員が進めるハイパーソニック・エフェクト(耳には聴こえない複雑性超高周波〈40kHz以上〉を含む音が基幹脳〈中脳・視床・視床下部などの領域〉を活性化して惹き起こす現象)研究の一環として、これまでより高次の民生用サービスが次の通り新たにリリースされました。なお、世界的人気を博す映画「AKIRA」(東宝)の音楽監督であり作曲家の山城祥二は大橋博士の別名です。 http://www.kyodo.co.jp/release-news/2015-09-09_1482867

音源は長年世界各地を渉猟するなどして得た自然起源によるもので、人工的・電子的な合成によるものではありません。サービスの内容紹介、詳細等は次のURLをご覧ください。http://www.e-onkyo.com/news/276
2015年3月
赤池敏宏主席研究員が進めるバイオマテリアル研究が、大阪大学との共同研究で抗がん剤を患部に運ぶ1ミリの10万分の1(10ナノメートル)の極小粒子の開発に成功しました。この物質と薬剤(核酸医薬)を結合させてマウスの静脈に注射したところ、がん細胞の増殖を抑える高い抗がん効果が確認されました。この成果は3月5日(日本時間)、米科学誌プロスワン電子版に掲載されました。
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0116022
極小粒子は「スーパーアパタイト」と名付けられ、赤池主席研究員は「さらに細胞認識性材料の観点で飛躍が期待されるので大いに頑張りたい」と語っています。
2015年1月
オンライン教育が世界的に普及する中で、1月16日、当財団とシンガポールを結び、大学学部レベルの講義を模擬的に行ってみることが試されました。当日は大学や研究所関係者が集まり、欧米を中心に普及している教科書(英文。この日は『化学』)をベースに、講義の仕方や質問・解答・採点の手順や評価分析の方法などが試されました。財団の国際学術交流を促進する方策の一つとして、引き続き検討を行っていく予定です。
模擬的講義の風景
2015年1月
『日中韓マナー・慣習基本事典』が佐藤貢悦研究員(兼任、筑波大学教授)らによって刊行されました(勉誠出版)。「本書の目的は、各地域の暮らしの中に存在するマナー・慣習(manner)の地域差を析出し、これを多角的視野から解明し、誰にも得心がいくように平易に解説することにあります」(はじめにー越境するマナー、すれ違う理解)と記されているように、生活に密着したレベルでの違いの納得感から東アジアの相互理解を促進しようとする試みです。財団が昨年7~8月にかけて、さくらサイエンスプラン(JST)でアジアの学生・教員を受け入れたことの経験も踏まえて、年来の構想が本書に結実しました。日中韓マナー・慣習基本辞典
2015年1月
1月14日、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の規定に基づき、運営組織及び事業活動の状況に関する内閣府の立入検査を受けました。検査は滞りなく終えたところです。
2014年10月
科学技術の発展と地球貢献を実現する-このことを理念に、若手研究者約50人からなる企業を率いる丸幸弘理事の活躍が、10月18日(土)の朝日新聞「フロントランナー」(be. 週末別冊)で、2頁に渡り紹介されました。「科学の力で世界を変えたい」と題する丸理事の活躍は、現在、次のURLで見ることもできます(ログイン手続きが必要)。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11404448.html
2014年8月
独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」による、マカオ大学との交流が無事に終了致しました。
交流活動の一端を、こちらのページからご覧下さい。
2014年6月
独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」において、マカオ大学との交流が決定しました。さくらサイエンスプランは、産学官の緊密な連携により、優秀なアジアの青少年が日本を短期間に訪問し、未来を担うアジアと日本の青少年が科学技術の分野で交流を深めることを目指します。そしてアジアの青少年の日本の最先端の科学技術への関心を高め、もっと日本の大学・研究機関や企業が必要とする海外からの優秀な人材の獲得に貢献することを目的としています。http://ssp.jst.go.jp/index.html
2014年6月
兼任研究員・鈴木雅和氏が日本造園学会賞(技術部門)を受賞しました。日本造園学会賞技術部門は、「造園に関する調査計画、運営管理、市民参加、施工・維持管理、新技術開発に係わる考え方、手法、表現等において特に独創性があり、または啓発的なもので、造園の進歩、発展に顕著な貢献をした者」として選考されます。なお、1992年(平成3年度受賞者)には日本造園学会賞(研究論文部門)を受賞しております。http://www.jila-zouen.org/
2014年4月
主席研究員の大橋力氏とともに「ハイパーソニック・エフェクト研究」を進める本田学研究員(兼任。(独)国立精神・神経医療研究センター 神経研究所 疾病研究第七部部長)の研究の概要が、日経ビジネスオンラインで紹介されました。3月4日から12日まで7回にわたって分かりやすく紹介されていますのでご覧下さい。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140224/260161/
(全文を読むには会員登録<無料>が必要な場合があります)
2014年3月
主席研究員の赤阪健氏が(平成25年度)第66回日本化学会賞を受賞しました。(The Chemical Society of Japan Award for (2013))日本化学会賞は、化学の基礎または応用に関する貴重な研究をなし、その業績が特に優秀な者に授与されるものです。なお、表彰式が日本化学会第94春季年会(2014)会期中の3月28日(金)に名古屋大学東山キャンパスにおいて行われる予定です。
2014年2月
兼任研究員・赤池敏宏氏が、2013年度日本バイオマテリアル学会科学功績賞を受賞しました。(The Award for Distinguished Contribution in Advancement of Biomaterials Science, Japanese Society for Biomaterials(2013))科学功績賞の授賞は、多年にわたりバイオマテリアル科学の発展のため、顕著な業績を挙げた者に授与し、その功績に報いるとともに、バイオマテリアル科学の普及及び啓発に資し、その水 準の向上に寄与することを目的としています。なお、1989年には学会賞を受賞しています。
2014年1月
主席研究員の村上和雄氏が精力的に著書を刊行しています(共著、電子書籍を含む)。昨年だけで9冊になります。こちらのページからご覧下さい。
2013年
主席研究員・大橋力氏の著書『音と文明』(岩波書店)が、岩波書店創業(1913年創業)百年記念フェアで「編集者が選ぶ百年後も読み継がれる岩波の本」六冊の中に選ばれました。http://www.bunmeiken.jp/hyakunengo/index.html(大橋博士のHP) 内容紹介は次の通りです。「現代人が生きる都市の音環境は,現世人類が発祥した熱帯雨林と大きく異なる.自分には聞こえない音にこそ,脳への重要な働きがあるのだ.最先端科学が教えるところと,アフリカ,バリ島などで得た驚くべき音響工学的データにより,現在の音環境からの脱出が,文明を左右する重要課題であることを論証する.生涯をかけた渾身の労作」。 なお、この業績に対して第一回木村重信民族藝術学会賞が贈られています。
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