Research Project (completed)

過去に推進した研究プロジェクトのいくつかをご紹介します。これらは現在進行中のプロジェクトの礎になっています。内容についてのご質問はお問い合わせ下さい。
  • 共同研究プロジェクト例・2006年~2008年

    異なる筋収縮活動に伴う心臓血管系の反応について

    筋は収縮様式によって発揮しうる最大張力が異なる。本研究では、収縮様式の違いによる心臓血管系の反応の差を明らかにし、(例えば)運動時に血圧上昇が危惧される高齢者にも安全なレジスタンストレーニングが行えるような基礎的知見を明らかにすることを目的とする。

    共同研究者:K&S(株)

  • 共同研究プロジェクト例・2005年~2008年

    「角間の里山」を健康増進に活用するための生理学的検証

    金沢大学には里山ゾーンがあり、その自然を利用した教育研究活動が行われている。本研究では、里山の散策道を歩行したときの生理的負担度を明らかにすることを目的とする。将来的にウォーキングコースとしてのガイドライン作成を目指すものである。

    共同研究者:Prof. 佐川哲也(金沢大学人間科学系)

  • 共同研究プロジェクト例・2005年~2007年

    筋の損傷・修復過程における抗酸化物質の影響について

    抗酸化物質(プロアントシアニジン: PA)の摂取によって有酸素運動後に伴う過酸化脂質の上昇を抑制することが報告されている。別のタイプの運動では、伸張性筋収縮前後にPAを摂取することによって、運動後の筋力低下抑制と筋力回復促進が示唆されている 。しかしながら、この点に関しての詳細は不明なことが多いため、伸張性筋収縮活動などに起因する筋の損傷・修復過程に及ぼすPAの効果を検討することにした。

    共同研究者:Dr. 狩野豊(電気通信大学)、Prof 永瀬宗重、Prof. 平山暁、Dr. 田辺解(筑波大学)、(株)キッコーマン

  • 研究プロジェクト例・2004年~2007年

    暑熱環境下におけるサッカーパフォーマンスと体温調節反応に対する適正な飲水について

    暑熱環境に対して身体は体温の恒常性を制御している。体温調節機能の善し悪しが運動パフォーマンスの善し悪し(パフォーマンスの維持)に及ぼす影響については十分に明らかになっていない。そこで、本研究では、サッカー競技を例にとりながら、暑熱環境での運動パフォーマンスと体温調節反応の関連性を明らかにすることを目的とする。

    共同研究者:Dr. 安松幹展(立教大学)、Prof. 戸狩晴彦(平成国際大学)

  • 研究プロジェクト例・2003年~2006年

    光技術を用いた非侵襲的連続血圧監視システムの開発

    光はその波長によって、生体内の透過性が良く、生体内の生理情報(例えば循環)を非侵襲的にモニタすることが可能である。本共同研究は、指尖あるいは橈骨部への光照射により監視できる非侵襲的連続血圧計の開発とその妥当性、応用性について、産学連携で検討するものである。

    共同研究者:K&S(株)、Prof. 出村慎一(金沢大学人間科学系)